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光の裏側で、君と ※ヒロアカの爆豪寄り

第4章 雄英体育祭編


会場が爆笑と歓声に包まれる。
その頃、ロボの肩に乗った彼女は。

(……目立ちたくないって思ってたけれど、まあ……任務を遂行するためなら、仕方ないか)

彼女はロボの頭をぽん、と叩いた。

「行くよ、ポチ」

「ガァァァァァ!!」
巨大ロボが、再び走り出した。
ドドドドドドド!!

そして障害物競走の参加者たちは、誰もが思った。

「あのロボインフェルノをポチって呼んでなかったか?今!?」

「何者なんだ、あの美女!!くそ可愛いすぎるだろ!!!!」

第2関門――ザ・フォールを突破した彼女は、ロボットの肩から軽やかに飛び降りた。

「ありがとう。楽しかったわ。おやすみなさい」

ロボインフェルノは静かに起動停止し、眠りについた。

彼女は前方へ視線を向ける。
その先には、すでに次の関門へ向かう生徒たちの姿があった。

彼女の目が、ひとりの生徒を捉えた。
緑谷だ。

だが、彼の姿は少しおかしい。
周囲の生徒たちが自分の個性を駆使して先へ進んでいく中、緑谷は巨大なロボットの破片を背負っていた。

邪魔になるから、持っていれば、むしろ不利になる。
それなのに緑谷は、それを捨てなかった。

彼女は目を細める。
(……使ってるんだ)

第一関門で手に入れたものを、次の関門でも利用している。
ただ力で突破するのではない。
自分に足りないものを、別の方法で補っている。

「……なるほど」
小さく呟く。

以前、彼に言った言葉がふと蘇った。
――できるようになるまで、考え続けるのが君の仕事。

緑谷は、ちゃんと考えている。
自分の身体能力だけでは難しいことを、どうすれば補えるのか。
どうすれば前へ進めるのか。
その答えを、自分自身で探している。

「私も、負けてられないね」

再び前を向く。
そして――

「第三関門はァァァ!!」
スタジアム中にプレゼント・マイクの声が響き渡った。

「地雷原だァァァ!!」
目の前に広がるのは、広大な地面。
そこには無数の地雷が仕掛けられている。
一歩間違えれば、大爆発。
先頭を走っていた轟と爆豪は、すでにその先へ進み始めている。

「……地雷か」
彼女は足を止め、地面を見つめた。
そして、その少し後ろに緑谷が立っていた。
彼は地面を見渡し、何かを考えている。
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