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ずっと前から (降谷零/R18)

第8章 お見合い




当然だけど、次は家族LINEで "付き合っている人はどんな人か"、"挨拶はいつ来るの?" という質問攻めにあっている。

一言でざっくりと、"大学のときに振られた警察学校の人" と伝えたら、母も姉も "あ~はいはい、例の" ってなっている。

そして父だけ "誰だそれ。振っておいて今さら戻ってきたのか?調子よすぎないか?" と自分だけ知らないことに腹を立ててる。

もう知らない、放置だ放置。


零くんから、所属や潜入捜査のことは伏せておくように言われているから警察官ってことだけ伝えた。

あとは挨拶のときに零くんがうまく誤魔化すみたい。どうやらこういうときに説明できるよう建前上の所属先があるらしい。

父への対応をみていた零くんは、

「父親の扱いはこうなるんだな。娘を持つのが怖いよ。」

と、くすくす笑っていた。

「それは父親の性格によるんだよ!ほんと自分勝手に何でも決めちゃうんだから。」

と言ったが、同時に先ほどの会話を思い出し、

「あ…、似てるとこあるんだったね。気を付けるしかない、かな?」

と、苦笑するしかなかった。

零くんと実家に行く日は、お見合いが終わってから日程を決めることになった。

家族に話したことで、ようやく本当に結婚するんだなー…と、実感してきて不思議な感じがする。


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