第8章 お見合い
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「だめだ、やっぱもう今さら断れないって…ごめんね。」
姉にも連絡して父に言ってもらったが、日付まで決めたあとにもう無理だと言われたしまった。
勝手に日付決めたのは父だけどね!?
あ、でも結婚の予定もないと言ってしまったのは私だった。うん、誰も責められない。
「それなら仕方ない。は相手に失礼がないように、でもお見合い相手からは気に入られることが無いようにしてくれ。」
「んん?それ難易度A級くらいじゃない?」
「。」
「あ、いや。何でもない。普通に簡単だね。失礼無くやり過ごせばいいってことだよね。」
「はぁー…まったく。」
「経済的に自立していなかったばっかりに強くも言えずすみません…。」
「そもそもも大手企業に勤めてそこそこの収入はあるんだろ。何で親のマンションに?」
「実家を出るときに父のごり押しで。言いだしたら聞かないんだよね。それで面倒になってこっちが折れちゃう。」
「……僕のときの対応と同じじゃないか。」
「え!ほんとだ!何でこんなことに!?結局親と似た人を選ぶ法則みたいなことになってる!?」
「おい、否定しろ。最近僕の扱いが雑だぞ!?」
「あ。ごめん。つい。気を許したらこうなったってことで許して?」
「素がこれで、よくあんなに取り繕えたな。別人じゃないか。」
「ん?それはトリプルフェイスへの特大ブーメラ……ああ、いや、ううん!ふふふっ。別人だったかな?」
「なんだそれ。今さら取り繕わなくていい。しかもほぼ言い終わってるだろ。」
「……がっかりした?最初の印象と違って。」
「してない。するわけないだろ。同じなんだから。」
「あ……はい。どうも…ありがとうございます…?」
「はははっ。そこで照れるのはやっぱり同じなんだな。」