• テキストサイズ

ずっと前から (降谷零/R18)

第8章 お見合い


んんん???だいぶ焦ってるな。
こっちも混乱してきたよ?どうなってるこの状況。
とりあえず、さっきお父さんが言ってた家族含めた食事会ってのが実はお見合いってことね?
どうしたらいいんだこれ。
それより零くんが王子様ってどこの国の?
結婚したら私は王妃とか王太子妃みたいな感じ?
これからは拓翔くんに『ちゃん』じゃなくて『王妃』とか呼んでもらったらいい感じ?
現実逃避しながら難しい顔をしていたのか、零くんがスマホをのぞき込む。


「あぁ…なるほど。」

読むの早っ!
状況理解するのも早くてこっちがついていけない。

「うぅ……この状況をどうしたらいいでしょう。」
「僕としては行ってほしくないが。」
「そうだよね、当たり前だよ…。」
「でも父親の言うことを無下にできない理由があるんだな?」
「あはは…それももう調べてた?」
「あぁ、の住んでるマンションだろ?」
「はい…。この歳でまだ親のすねをかじり、父の所有物件に住まわせてもらってます。しかもタダで。」
「一人暮らしで選ぶには広すぎだと思ってた。」
「えへ。箱入り娘みたいだね!」

ふざけてみたけど、ダメだった。めっちゃ顔がこわい。

「零王子様、どうかその崇高なお知恵をお貸しください!」
「はぁ──…知恵も何も、まずはのお父さんに、先に僕のことを伝えてくれ。まだ言ってもいないんだろう?」
「はい…。」
「その上で、お見合いの席を断れるかきいてみろ。
主要な取引先だと今さら断れない可能性もあるから、その場合は行くしかない。
だが、断る前提の席だということもあらかじめちゃんとのお父さんに伝えておいてくれ。」

「もちろんでございます…。」
「今すぐに、だ。」
「零王子の御心のままに!!!」
「今はふざけるのはやめろ。」
「ゴメンナサイすぐおくります!」


/ 193ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp