第7章 ずっと傍にいて欲しい
*
声を我慢するは、辛いのか必死に手やクッションで口を押さえながら涙を流していた。
流れた涙を舐めとってやる。
「…痛いか?」
「ちがっ……!」
「何で、泣いてる?」
「勝手に……出てきて。」
「苦しいか?」
「……すこし」
「声、出したい?」
「うん…。」
はこれまでも目に涙を浮かべることはよくあるが、こんなに悲しそうに泣くことはなかった。
必死に首を横に振りながら、もうやめてと懇願するを無視し、声を我慢させたまま何度もイかせたのは少しやりすぎたか。
「ごめん。意地悪したな。」
「……うん。ほんとだよ…。」
「今日はこれで終わりにするから、あと少しだけ。」
「う、うん…。お願い、もう、激しくしないで。ゆっくりがいい。」
泣いてるに気付いて、ようやく少し冷静になれた。でも、
「それは無理だな。」
「えぇ!?」
「最後は一緒に終わりたいから。な?」
「っ………!もっ…はぁ……んんっ!」
*
また声を我慢させ、深く口づけをしながら二人同時に果てた。
これまで味わったことがないほどの、とてつもない充足感に胸が熱くなった。
……何でそんなに可愛いんだよ。
本当に、どうしたらいい?
一緒にいればいるほど、想いが強くなっていって、制御できなくなる。
君を愛してるんだ……苦しいほどに。
君を壊したい。
いや、守りたいんだ。
違う、閉じ込めてしまいたい。
そしてただ優しくしたい。
……君が欲しい。
繋がっていても、手に入らない君が欲しい。
僕を、愛してくれ。
の愛を、僕に与えてくれ。
僕だけを見てくれ。
頼む…………
もう、おかしくなりそうなんだ――