第7章 ずっと傍にいて欲しい
ーー 零視点 ーー
「僕を誘って」と言うと、一生懸命頑張る。
無意識に誘ってるのがバレたくないと言い、忘れてほしいとお願いしていたのに、意識して誘うのはいいのか?
よく分からないが、本人もそれに気付いていなさそうだから、黙っておく。
まずは耳から首筋。やっぱり。
僕にいつもされていることをするが愛おしい。
の細い指が、直接僕の肌に触れる。くすぐったい。
触りやすいように少し後ろに倒れてあげると、は僕のお腹にキスをした。
可愛い。の髪を撫で、無言で“そのまま続けて”と表現する。
――、いま何を考えている?
目の前の僕に集中してくれ。僕
以外のことを考えるな。
髪を撫でながら、服の上からそっと下着のホックを外しておく。
戸惑う様子がないから気付いてないようだ。
本当にこんなことをしながら何を考えこんでいる?
そんな無防備でどうするんだよ全く。
の指先がかなり優しく僕に触れる。少しじれったい。
頑張るが可愛いすぎて思いっきり抱きしめたいが、今はどうにか耐えた。好きなようにさせてあげよう。ある程度までなら。
それにしても意外に積極的だ。
から攻めることなんて初めてだろうに、もっと戸惑うかと思ったが、身体を触ったり唇を這わせキスをしたり、の少し熱の籠った目で僕を見て反応を確かめたり。
ん?もしかして誘うのは初めてじゃないのか?僕は誘われたことないが、にもこれまで付き合っていた人がいるんだから、自分から攻めたとがあってもおかしくはない。
誰と?教えられたのか?