第7章 ずっと傍にいて欲しい
「ありがとう、。
ヒントをくれたおかげだ。僕に楽しみをくれるなんて、本当に嬉しいよ。」
「そんな爽やかに笑ってないで否定して!?
お願いだから気付いても何も言わないでっ!私も普段どおりになるよう意識して気を付けるから!ね?もう忘れよう!!」
「のことを忘れられるわけないだろ?
から欲しがってもらえるかも知れないチャンスなんだから。早くそのときが来て欲しいよ。絶対逃さないよ。」
めっちゃくちゃ悪い顔で零くんが笑ってる。
もうほんとにどうしたらいい!?完全に言わなくていいこと言ってやらかした!!
というか、ちょっとした発言からすぐ推理するのやめて!?何も考えずに聞いてくれないと怖くて何も言えない!!
あーーもうぜったい零くんはこれまで以上に私の様子を意識してくるはず……!
発情してると思われるなんて恥ずかしすぎて埋まりたい!!
ダメ元だけど、
「お願い。零くん?さっきのはもう忘れて?ね?」
零くんの胸元に手をついて、上目遣いで甘えてみる。
「……ん。かわいいな、それ。
がそんなふうに甘えてくれるなんて初めてだ。」
くっ…!このくらいじゃまだ駄目なのかな?普段こんなことしないから上手くできない。
「れーくん?お願い。意地悪しないで?忘れてほしいなぁ。」
と言いながら零くんの頬にチュッとキスをしてみる。
「んー、考えてもいいけど。頬だと何だか足りないなぁ。」
なんだと!?ほっぺにキスは効果ゼロ!?
なら、唇にいく?下手くそだけどいける?
でもここであきらめるわけにはいかない。もし誘いたいのがバレたときぜったい意地悪されるし、なんならそのタイミングさえも予測される気がする……!
えぇい!背に腹は変えられない!!
「……れーくん。お願い、きいて?」
チュッと唇を合わせ、すぐに離れようと思ったけど、また“足りない”と言われるような気がして角度を変えながらもう少し頑張ってみる。
む、難しい……!零くんはいつもどうやってるんだっけ。
下手くそすぎて嫌になる!
じれったくなったのか、零くんが私の腰をグッと引き寄せ舌を絡める。
あ…気持ちいい……私にこの技は無理だと今さとった。