第7章 ずっと傍にいて欲しい
「私も嫉妬するよ?でも零くんが、私のために普段から気を付けてくれるから落ち着いていられるんだと思うの。零くんはモテモテなのに。」
色っぽい女性を思わせる匂い、服についたままだけどね?
「――も、もっと僕を求めて。」
「ふふっ。求める前に零くんが与えてくれるから。」
「あーー…
どのくらい待てば求めてくれる?」
「えっ。それはちょっとよくわからないかな?」
「長そうだな。待てる自信がない。」
「あ……えっと、なんか、ごめんね?
もっと触れたいなーって思ってるとき、なんでか分かんないけど、すごくタイミングよく零くんが求めてくれるから……かも。」
「……。」
「零くん…?」
え、なに?何か変なこと言った?もしかして引いてる?
「―――はははっ。あぁ、そういうことか。」
ん?今の会話にどこか面白ポイントなんてあった?一応真剣に伝えたつもりだけどね?
「なぜか、と話してるうちに急に欲しくなるときがたまにある。
頻繁だと嫌がられると思って誘うつもりはなかったときでも。
。僕を誘ってるだろ?」
「は……? えぇ!?なに言いだすの!?誘ってないよ!!そういうときも何も言ってない!それは零くんの性よくあわわわわ!!なんでもない!」
「直接的に誘われたことはないから、が無自覚で…
そうだな、例えば…
僕を見るときの目や、仕草、声質なんかもそうかも知れないな。
僕を欲しがるに、まんまと引き寄せられて、僕が欲しがってたわけか。」
と、私の頬を優しく撫でながら嬉しそうに言う。
「いやまさか……!え、ほんとに言ってる?だとしたら恥ずかしいんだけど!?
しかもそれに気付いちゃったら今後どうしたらいいの!?
これ絶対だめなやつじゃん!!嫌な予感しかしないよ!?意地悪するよね!?」