第7章 ずっと傍にいて欲しい
「……結婚」
「うん。……結婚は考えてなかったか?」
「ん?けっこん…?」
「……?困らせたか?
僕はすぐ嫉妬するし束縛もする。そのくせ仕事でまともにデートもできないから、きっとに寂しい思いばかりさせる。
でも、僕の傍にいて欲しいんだ。君がいないと、僕はもう何もできなくなりそうだ。」
「……えっ、と、結婚ってあの、役所に出すアレの?あれ、ほかに何か違う意味あったっけ……待ってね、えっと今思い出すから…?」
「ん?」
「ちゃんと聞いてたはずなんだけど、ごめん、途中ぼーっと考え事しちゃって、聞き間違いして勘違いしてる?っぽくて。」
「あっははははは!」
「!!?」
声高らかに笑われた。
あ、なんだ。やっぱり勘違いしたか、またからかわれてる…?
でもこの立派に見える指輪はなに?
ドッキリみたいな?
「はははっ。あーおもしろい。、落ち着いて。大丈夫、勘違いしてない。くくくっ。」
零くん笑いすぎて涙出てるよ。
あなたも落ち着いて?
とは言えないけど。
「え…っと、じゃあ役所のアレのこと言ってるってことであってるのか、な……?」
「はははっ。ほんとなんだこれ。ムードどこいったんだ?
あぁ、その役所に出す紙の話。」
「ままままって!出しちゃったら結婚することになるよ!?分かってる?家族になるってことだよ…?いいの!?こんな……状況なのに……」
「、慌てすぎだろ。
まさか、僕が結婚を考えてないと思ってたのか?ずっと一緒にいようって何度も伝えてきただろう?」
「う…うん。ずっと一緒にって、ずっとこのままの状態のことを言ってるのかと思って……」
「まぁ、こんな状況だからそう思っても無理はないか。でももう上司にも許可は取ってある。悪いがの身辺調査もさせてもらった。勝手にすまないが、警察内はそういう決まりなんだ。」
「あ…そーいうこと…!それで言ってないのに知ってる感じだったんだね!
じゃあほんとに…?」
「あぁ、ほんとに。」
「……これ自体が私の妄想じゃないよね?どこまで現実?」
「ほんと…ククク……いつもどんな妄想してるんだよ。普段まじめでしっかりしてるのに、いきなり暴走するんだから、たまらなく愛おしいよ。はははっ!」