第6章 温泉旅行 ※
*
「ね。夕食までに少し時間あるから、それまで休んで?ずっと仕事忙しそうだったし、運転も疲れたでしょ?」
「平気さ。仕事は忙しくなるといつもあんな感じだ。気にしなくていい。運転も趣味だからな。」
「…でも……ここでリフレッシュどころか疲れてないかなって。」
「うーん…。じゃあ、が横にいてくれるなら。」
「うん!よかった、そうして!」
ベッドに入り、零くんは私の後ろから抱き枕のようにしてがっちり抱きしめている。
「……落ち着く。」
「ふふっ。よかったね。」
私は全く身動きが取れないけど、少しでも休んでもらいたいから仕方ない。
「家のベッドより硬めだね。家のは柔らかすぎって言ってたし、零くんにはちょうどいい?」
「そうだな…このくらいの方が密着がいい……」
密着?どーいう表現?
ふかふかの方がフィットするけど、男の人にとっては違うの?
このくらいが気に入ってるならマットレス買い替えようかな。
やっぱり疲れていたのか、零くんは眠ってくれた。
なのに。
寝てるくせしてとにかく浴衣の中に手を滑り込ませてくる!
お腹を撫でたり、太ももを撫でたり、胸を揉んだり。
下着の中に手を入れようとしたときは、零くんの手に自分の手を重ね、起こさないよう静かに制止させようとした。したけど止まらない!
寝てる状態でよくここまでスムーズに触れるね!?って感心してしまう。
本当は起きてるんじゃないかと疑ったけど、30分ほどで零くんが起きて、本当に寝てたんだとわかった。
おかげで私の浴衣はかなり着崩れ、顔も身体も火照って息が乱れてる。
こっちは30分も触られ続けてるからね!?
よく寝込み襲わずに理性保てたなって自分でも思ったからね!?