第6章 温泉旅行 ※
温泉街をひととおり楽しみ、宿についた。
「わぁ!お部屋に露天風呂があるー!嬉しい!」
「お嬢様にお気に召していただけてなによりです。」
「……」
ん?今、お嬢様って言った?なんか……、妙だな?
最初のころならまだしも、今のこのふざけた私にお嬢呼びは変でしょ。
なんか…言い表せないような違和感がある。
うーん、なにか…調べてる?
「どうした?」
「ん?ううんー、何でもない。いいお部屋だね、ありがとう。温泉ってカップルで行っても結局一人でお風呂に入ることになるけどお部屋にあると寂しくなくていいね。」
「へぇ。カップルで温泉にきたんだ?」
「はい…?」
「カップルできても、結局一人って言っただろ?」
「一!般!論!!!」
「……」
「あ…ごめん今のは私が余計なこと言った…かも?でも経験談ではないから、あくまで友人談みたいな?ははは…」
「まぁいい。そういうことにしておく。」
零くんの発言で考え事してたから余計なこと言っちゃった!
というか、嫉妬するポイントが、私と零くんで違いすぎてて予想できないところで地雷踏んじゃう!踏まずに通過するとかもはや無理。難易度高い!こうなったら地雷踏む前提で動き作っていくしかない…!!
でもとりあえずこの件はスルーでいこう。ある程度は自分で気持ちを整理してもらおう。ぜんぶにフォローするのはさすがに疲れちゃう。