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ずっと前から (降谷零/R18)

第6章 温泉旅行 ※





車で2時間ほどで温泉に着いた。


「温泉街の雰囲気、なんかわくわくしちゃうね!
あっ!ハートの手焼きせんべいだって!なんかカップルぽいし、二人であれたべようよ!半分こにして。」

「ははっ。ハートを割るのはいいのか?
あんまりはしゃいでるとはぐれるぞ。
ほら。手、繋ぐんだろ?」

「そ…そう……だったね。では…よろしくお願いします…」

手を出してくれたから、私も手を差し出して手を握った。

「ふっ。そうじゃなくて、こっちだろ?」

そう言って、指を絡めた。

「うぅ……いま死んでももう何も悔いはない……っ!」

「怖いこと言うな。何が何でも死なせないからな。」

「零くん、連れてきてくれてありがとう。」

「あぁ。喜んでくれてよかったよ。」

「そういえば。。頼み事の一つ目を使っていいか?」

「もちろん!なに?」

「はぐれたときのために、位置情報を共有しておいてくれ。」

「ん?そんな事でいいの?設定するね。マップでいい?」

「あぁ、それでいい」

とりあえず24時間限定共有でいいか。
これで合ってるのかよくわかんないな。

「ど?そっち、出てきた?」

「うーん、出てないな。ちょっと借りていい?」

「うん、ごめんね。あんまり使わない機能で間違ったのかも。」

私も別に機械音痴ではないけれど、さくさくと設定していくのを見ると頼もしい。
「はい。できたよ。ありがとう。」
「ん。ありがとう。」

一瞬、"この隙に盗聴器とか仕掛けてないだろうな?"って思っちゃったけど、それこそ 何のために? って感じだし、スパイアニメの見過ぎだな。
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