第6章 温泉旅行 ※
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車で2時間ほどで温泉に着いた。
「温泉街の雰囲気、なんかわくわくしちゃうね!
あっ!ハートの手焼きせんべいだって!なんかカップルぽいし、二人であれたべようよ!半分こにして。」
「ははっ。ハートを割るのはいいのか?
あんまりはしゃいでるとはぐれるぞ。
ほら。手、繋ぐんだろ?」
「そ…そう……だったね。では…よろしくお願いします…」
手を出してくれたから、私も手を差し出して手を握った。
「ふっ。そうじゃなくて、こっちだろ?」
そう言って、指を絡めた。
「うぅ……いま死んでももう何も悔いはない……っ!」
「怖いこと言うな。何が何でも死なせないからな。」
「零くん、連れてきてくれてありがとう。」
「あぁ。喜んでくれてよかったよ。」
「そういえば。。頼み事の一つ目を使っていいか?」
「もちろん!なに?」
「はぐれたときのために、位置情報を共有しておいてくれ。」
「ん?そんな事でいいの?設定するね。マップでいい?」
「あぁ、それでいい」
とりあえず24時間限定共有でいいか。
これで合ってるのかよくわかんないな。
「ど?そっち、出てきた?」
「うーん、出てないな。ちょっと借りていい?」
「うん、ごめんね。あんまり使わない機能で間違ったのかも。」
私も別に機械音痴ではないけれど、さくさくと設定していくのを見ると頼もしい。
「はい。できたよ。ありがとう。」
「ん。ありがとう。」
一瞬、"この隙に盗聴器とか仕掛けてないだろうな?"って思っちゃったけど、それこそ 何のために? って感じだし、スパイアニメの見過ぎだな。