第6章 温泉旅行 ※
「、泊まれる準備だけ、しておいて。」
「くっ……ぅ…っ…〜〜〜!!!」
「っっ……反則!!その声で耳元は反則っ!不意打ちは腰がぬける!!!」
「はははっ!かなり耐えてたな。ちゃんとリクエスト通りだろ?」
「か、か、顔が見れなかった!」
「顔を見てなくても十分反応してたみたいだけど?」
「……くっ!言い返せないっ!」
「……僕の声で、感じた?」
「!!ちょっ…と!何言ってるのっ!?」
「、確認していい?」
「へ!? な、なにを!?」
「が、僕に感じたのかどうか、かな。」
「ど、どうやって……
いや!ま、待って!言わなくていい!
それはだめ!ぜったい、だめっ!!」
「んー。さっきのお願いをきいたから、次は僕のお願いもきいてくれる、よな?」
「ひぇぇ…!たかい!対価が高いっ!
あっ!わざとでしょ!?このためにわざとめずらしくすぐリクエストに応えたでしょ!?いつもは『あとで』の方がおおいのに!!」
「ふっ。、もう黙って。次は僕のお願いの番だろ?」
「また…!すぐそうやって甘い雰囲気に持っていこうとする……っ!!」
* *
「零くん……会うたびに、してない?」
「ん?そうだったかな、嫌か?」
「うぅん、そうじゃなくて……疲れてない?あんまり、休んでないのに……身体、大丈夫かなって…」
「ふっ、僕の心配はいいよ。
は身体しんどくないか?」
「ん、平気。でもちょっと…ねむいかな……
私、零くんの負担になってないかな…って心配に……」
の言葉が止まり、何も聞こえなくなった。
「………?寝たのか?」
眠ってしまったの髪を優しく撫でた。
「、君が負担になんてなるわけないだろ。
むしろ、逆だ。
君がいるから、今の僕はどこまでだって頑張れる。
君に会うと、疲れが楽になる。
君がいないと、何もできなくなりそうなんだ。
ずっと、僕の傍にいてくれ―――」