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ずっと前から (降谷零/R18)

第11章 いつもの様子 ※


「それってさぁ、さんが試しに使ってみた薬の影響じゃない?博士は12時間効くって言ってたしまだ効果が残ってたんだと思うよ。」

「その薬って、いったい何の薬なんだい?」

「緊張を解してリラックスさせる薬だよ。穏やかになって不安や動揺も無くなると思うよ。さん、仕事でプレゼンしないといけなくなって、“緊張して口から心臓出そう”って言うから。前に博士が知り合いから、上がり症に効く薬を頼まれていたのを思い出してさ。それで昨日、さんに渡したんだ。」

「・・・。
さっきも言ったが無闇に薬を飲むな。」

「飲んでないよ。私も飲むのは不安だなって思って貼るタイプ。」

「皮下吸収も同じことだ!」

「あー…そうだね、ははは…ごめん。
それにしても、私そんなに変だった?
自分では普段と変わらず過ごせたと思ってたんだけど・・・」

「変ではないが、あんなにも普段と反応が違うと心配するだろ。」

「何か違った?」

「・・・いや、今はいい。」

「安室さんって・・・
さんの前ではぜんぜん違うんだね。そんなに感情的になる安室さん、初めて見た。」

「でしょ!?俺様モードになるの!!」

「おい、。誰が俺様だ。あとで覚えてろ?泣かせるからな。」

「ひぇぇ・・・!」

「あ、安室さん!暴力はだめですよ!?」

「あ。いえ、梓さん・・・そういうわけでは・・・」


ちょっと何この状況。
もう抜け出したくなってきた!


「透さん、疑問が解けたようなのでそろそろ帰りましょう・・・!」

「まだ解けていない謎がありますよ?」

「え?なんですか?」

「今日会っていた男は誰です?
あと、『他に気になる相手』というのが何のことか教えてもらえますよね?婚約者である僕に。」

「「「えぇ!?」」」

「と、透さん!?どうしたんですか本当に!!」

「お二人、婚約されてたんですか!?」


「(安室さんって、心配性な上にすごい独占欲だね・・・外堀から埋め始めたよ。)」

「(私も、こんな安室さん初めて見ました!もうびっくり。婚約のこともあとで蘭ちゃんたちに報告しないとっ!)」


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