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ずっと前から (降谷零/R18)

第9章 記憶


「はぁ。抱きたいのに。」

「はぁぁいぃぃぃ!?待って、ムードって知ってる?本日がはじめまして〜なのに、何でそんなド直球に願望言ってるの!?そーいう記憶もないって言ったよねぇぇぇ!?」

「もう抱くけどいい?今のが記憶上で初めてなら、記憶が戻る前にしておきたい。それでもう、の過去に嫉妬せずに済む気がする。それにが1週間以上いなかったからずっとできなかった。」

「よくなぁぁーーーい!!!!
っていうか、1週間あいただけで『ずっとできなかった』はちょーっと言い過ぎじゃない!?
短いよスパンがっ!もうちょーっと耐えれると思うよ!?」

「……ふーん。そーいう記憶がなくても1週間は短いって感覚はあるんだな。」

「つ、つかれた。私いつも零くんとこんな会話してるの!?」

「いや?してない。したこともない。僕はこんなムードもなくを誘わない。」

「なっ、なんで!?じゃあなんでこんな……っ!!」

「さ。ベッド行こう。」

「お願いだから話きいてーー!?」

「きくよ?ベッドの上で。が話せるならね。」

「ひっひどい……悪魔っ!!!」

「ベッドに行かないならもうここでしていい?まぁ、プロポーズの後もここでしたからいいか。」

「うっそ!嘘だよね?また!そうやってからかって!意地悪ばっかり・・・し・・て・・・・?」

「……?」

「…………うっ」

「大丈夫か?どうした?」

「・・・うん・・・大丈夫、なんか急に・・・・耳がきこえにくくなったような・・・」

「脳に損傷は見つからなかったが頭は打ってる。念のためこっちの病院でも診てもらおう。」

「大丈夫・・すこし横になってもいいかな・・・?」

「運ぶよ。」

「えっ!じ、自分で……!」

「じっとしてて。落ちるから。」

「はい…。」

「、ごめん。がのままでつい調子に乗った。」

「……はは。いいよ。零くんが…悲しく……ないなら、何でも。」

「―― 少し眠って。傍にいるから。」

「うん…横に……いて……」


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