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ずっと前から (降谷零/R18)

第2章 君を心配するあまり


「……上がって、いく?」

車を降りる直前、きいてみた。

「え?」

「……このまま帰るの、なんか嫌だから…少し、話がしたい。」

零くんは少し迷った様子だったけど、

「あ…もう遅いし、仕事で疲れてるよね。駄目、かな?」

ときくと、

「……分かった」

と言って、二人で部屋に入った。
二人とも、ぎこちないまま。

「座ってて。コーヒー淹れるね。」

「あぁ、悪い。」

キッチンへ向かい、コーヒーを淹れて
零くんの前にカップを置くき、横に座る。

「……助けてくれて、ありがとう」

「……」

「それと……迷惑かけて、ごめんなさい」

零はカップに視線を落とした。

「……怒ってないよ」

「でも……」

「さっきのは、僕が悪かった」

零くんは、少し困ったように笑った。

「今日、改めて実感したんだ」

「何を?」

「って、モテるんだなって」
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