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ずっと前から (降谷零/R18)

第8章 お見合い


「…………零くんに、包容力を感じたの初めてかも。」

「ふふっ。大人だろ?」

「ふふっ。大人だった。これからは零さんってよぶ。」

「……まさかそれで零“くん”と、透“さん”だったのか?」

「えへ。ごめん。」

「まぁ、ほんとにに甘えてばかりだから仕方ないか。」

「零さん。」

「なに?」

「ありがとう。支えてくれて。」

「やっとを支えることができて光栄だよ。」

「支柱が備わってるのかってくらい安定してたはずなのに…。」

「たしかにな。」

「零さんが好きすぎて、もう情緒がぐちゃぐちゃになる。」

「可愛い。」

「ふふっ、可愛いっていうタイミングここ?」

「うん。情緒ぐちゃぐちゃなが可愛い。もっとぐちゃぐちゃに掻き乱したい。僕の手で、もっとを壊したい。」

「こわいってば。サイコパスじゃん。ふふっ。」

「うん。そうかも。」

「……そこは自認するな?」

「駄目か?」

「え。いいっていうべきとこ?」

「駄目か?」

「こわいってば。」

「いいって言って。。」

「……だめ。」

「それはつらい。」

「サイコパスでも愛してるよ。」

「どっちだよ。」

「だから零さんに、健全な私が健全な愛のかたちを教えてあげる。」

「楽しみだ。が僕のサイコパスに巻き込まれてぐちゃぐちゃになるか、僕が健全なに感化されるか。」

「結果発表は60年後くらいでいい?」

「長期戦だな。」

「覚えててね。私忘れちゃうから。」

「なんだそれ。とりあえず、今日僕の一勝だな?」

「さっそくリードされちゃった。」

「僕の。」

「ん?」

「聞いていい?」

「なに?」

「……なんで赤井と帰ってきた?」

「………………やっぱり聞くのね?」

「『君らしく自由に』って何の話をしてた?」

「やっぱり聞くよね。」

ひと通り軽〜くだけ説明をして、不満そうな零くん。やっぱり“くん”が一番しっくりくるよ。



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