【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第7章 お前の1/3と言われても。【 轟焦凍 】
「文字や言葉みたいな曖昧なもんじゃなく、こうして直接会って、身体で想いを伝え合おうってことだろ。お前はLIMEを打つより、俺に触れられる方が好きだって言いたいんだな」
「は? いや全然ちが――」
「二番目の『事後はすぐ解散』。これはつまり……一度抱いたくらいじゃ俺たちは満足できないから、解散の時間が来るギリギリまで何度も抱き合え、という意味か」
「待って。どこをどう読んだらそうなるの?」
の冷や汗が一気に吹き出す。
しかし、轟の勢いは止まらない。
彼は真面目な顔のまま、の左右の教卓に両手をつき、完全に彼女を閉じ込めた。
「そして三番目の『お泊まり禁止』」
轟の顔が急接近する。
熱い吐息がの頬を掠め、心臓が跳ね上がる。
「寝ちまったらお前と過ごす時間が減る。だから『お泊まり(睡眠)』なんてぬるい真似はせず、朝まで寝ずに抱き合い続けろって意味だな。……お前、意外と激しいんだな」
「解釈のクセがすごすぎるんだけど!?全部真逆! 超訳もいい加減にして!?」
は必死で轟の胸を押し返そうとしたが、鍛え上げられた胸筋はビクともしない。
それどころか、轟の手がの腰に回され、ぐっと強い力で二人の身体が密着させられた。
「いや、焦凍、本気で言ってる?私はドライに付き合いたいからルールを作ったの!」
「俺も本気だ。お前がわざわざ紙に書いてまで伝えてくれたんだ。期待に応えねぇわけにいかねぇだろ」
「期待してない!全然してないから!!」
「言葉より身体、か。……確かに、その方が早いな」
「人の話を聞いて!!」
叫びも虚しく、轟の大きな手がの後頭部を優しく包み込み、そのまま強引に唇を塞いできた。
「ん……ッ!?」
塞がれた口内に、躊躇なく熱い舌が滑り込んでくる。
深く、逃げ道を塞ぐように何度も絡め取られ、頭の中が痺れるような甘い快感が脳裏を白く染めていく。
(だめだ……この人、私のルールを全部『自分を求めてるおねだり』に変換してる……!)