【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第5章 先輩の1/3になりまして。【 緑谷出久 】
戸惑う彼の手を引いて、ゆっくりとベッドへ押し倒す。
ギシッと音を立てて沈むスプリング。
上に覆いかぶさるの肌の感触と甘い匂いに、出久の心臓は破裂寸前だった。
(ダメだ……っ、こんなの……絶対によくないっ……!)
理性が必死に警鐘を鳴らす。
付き合ってもいない。
先輩と後悔するような関係になってはいけない。
ヒーローを目指す者として、こんな流され方は間違っている――
「ん……出久くん、力抜いて……?」
「っ……、先輩……っ」
拒もうと口を開けた瞬間、降ってきたのはの柔らかく濡れた唇だった。
「んっ……ふ……」
息を吸う間すら与えない、深く甘いキス。
舌が巧みに滑り込み、出久の口内を優しく、けれど容赦なく舐め回していく。
「あ……ん、っ……!?」
初めて味わう刺激に、出久の頭の中が真っ白に染まっていく。
「ダメだ」と叫んでいたはずの思考が、の唇で塞がれるたびにトロトロと溶けて麻痺していく。
彼女の背中に回した手も、どうしていいか分からず宙を彷徨うだけだ。
「ふふ、可愛い……思考、止まっちゃった?」
一度唇を離し、息を荒くして真っ赤な顔で見上げる出久の頬を撫でる。
「っ、はぁ、っ……あ、あの……っ」
「いいんだよ、何も考えなくて。全部、私に委ねて……」
そう囁きながら、の手が制服のボタンを一つずつ解いていった。