【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】
第5章 先輩の1/3になりまして。【 緑谷出久 】
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「あ、あの……先輩、じゃあ、僕はこれで……!」
2年寮のの部屋の前。
自分の役目はここまで、とばかりに立ち去ろうとする出久の袖口を、の濡れた指先がキュッと掴む。
「出久くん、もう帰っちゃうの?」
「え!?」
振り返った出久の目の前で、は困ったように眉を下げ、上目遣いで見つめた。
「もう少し、いてほしいな……」
「えっ、と……!ぼ、僕ですか……っ?」
「うん。入って?」
押しに弱い出久は、に背中をそっと押されるがまま、おどおどと部屋の中へと入ってしまう。
――カチャリ。
ドアが閉まり、二人きりの密室になった瞬間。
「……やっぱり濡れると冷えるね」
は出久に背を向け、何でもないことのように首元のネクタイを解き、シャツのボタンを上から順に外していった。
「――っっっっ!?」
はらりと生地が肌から滑り落ち、下着姿が露わになる。
「わ、わ、わ、先輩!?ななな何してるんですか!?!?!?」
悲鳴を上げて壁にへばりつき、両手で固く目を覆う出久。
は足音を立てずに彼の背後へと忍び寄り、無防備な背中に柔らかな体温を重ねた。
「だって……濡れすぎて気持ち悪くなっちゃったんだもん」
耳元に唇を極限まで近づけ、甘い息を吹きかける。
「ひいっ……!?ふ、服を!とりあえず着ませんかっ!?」
回り込ませたの手が、制服の上から彼の胸元をゆっくりとなぞる。
服越しでも伝わる激しい心臓の鼓動。