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【ごちゃまぜ】SHORT STORY【ヒロアカ】【鬼滅の刃】

第5章 先輩の1/3になりまして。【 緑谷出久 】




***


「あ、あの……先輩、じゃあ、僕はこれで……!」


​2年寮のの部屋の前。

自分の役目はここまで、とばかりに立ち去ろうとする出久の袖口を、の濡れた指先がキュッと掴む。


​「出久くん、もう帰っちゃうの?」

​「え!?」


​振り返った出久の目の前で、は困ったように眉を下げ、上目遣いで見つめた。


​「もう少し、いてほしいな……」

​「えっ、と……!ぼ、僕ですか……っ?」

「うん。入って?」


​押しに弱い出久は、に背中をそっと押されるがまま、おどおどと部屋の中へと入ってしまう。


​――カチャリ。


​ドアが閉まり、二人きりの密室になった瞬間。


​「……やっぱり濡れると冷えるね」


​は出久に背を向け、何でもないことのように首元のネクタイを解き、シャツのボタンを上から順に外していった。


​「――っっっっ!?」


はらりと生地が肌から滑り落ち、下着姿が露わになる。


​「わ、わ、わ、先輩!?ななな何してるんですか!?!?!?」


​悲鳴を上げて壁にへばりつき、両手で固く目を覆う出久。

は足音を立てずに彼の背後へと忍び寄り、無防備な背中に柔らかな体温を重ねた。


​「だって……濡れすぎて気持ち悪くなっちゃったんだもん」


​耳元に唇を極限まで近づけ、甘い息を吹きかける。


​「ひいっ……!?ふ、服を!とりあえず着ませんかっ!?」


​回り込ませたの手が、制服の上から彼の胸元をゆっくりとなぞる。

服越しでも伝わる激しい心臓の鼓動。


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