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【G@lileo】音色の方程式

第10章 『帰結る』




 最後の音が消える。

 一瞬の静寂、そして──

 拍手。


 私は息を吐いた。

 ──終わった。

 隣の部員と目が合い、自然に笑う。

 立ち上がり、客席へ頭を下げる。


 そのとき、


 「…………」


 ──見えた。

 客席の中の少し後ろの方。


 「……先生」


 いた、湯川先生。

 拍手をしている。

 いつもと同じ。
 表情は、大きく変わらない。

 それなのに見つけた瞬間、
 胸が跳ねた。





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