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涙の本能寺

第1章 本能寺の変


本心も…願いも…信じた男も…

全てが煙の中に燻っていく。

共に高みを目指していたはずだろう…
お前は俺に痛みと恨みをこれ程迄抱えていたというのか…
お前には…俺は弱みを見せれていたはず…

十兵衛…お前には…
全部…信じて背中を任せれていたと思っていた。

「それは……俺の慢心だったのか?」

火の中で見えたのは明智の本心だったのか…それとも…自分自身の慢心か…

どちらにしても心まで燃やし尽くしていくには十分だった。
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