• テキストサイズ

涙の本能寺

第2章 地獄の三日天下


翌日には安土城に入城した。少しはゆっくりとしようか…と思いながらも運び出す手配、そして運び出し…すべて進めていくものの、それでも夜になればまた、信長との対面…

何度殺した…
何度刃を向けて…何度火を放った…?
私は…何度…殿を手にかけた……?

もう…何度目かの夜が過ぎた。その後…安土城に着城して二日経ち、信長の財宝の整理をしている時だった。

「十兵衛殿」

聞き知った声が光秀の耳に届いた。

「兼見…殿か?」
「あぁ、久しいな」

ふっと笑って部屋の中に入ってきたのは吉田神社の神主、吉田兼見だった。
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp