• テキストサイズ

涙の本能寺

第2章 地獄の三日天下


周りには利三はじめ、付いてきてくれている家臣たちがまだ眠りに就いたまま…起きているのは光秀のみ…そう思っていた。

「…十兵衛殿、いかがなされましたか」
「…っ…利三…」
「また悪夢でしょうか?」
「…違う…そんなものでは…」

震える手をグッと握りしめ、光秀は涙を見せまいと膝を抱えた。

討つときには…こんな気持ちになるとは思わなかった。
いや…解っていたのか…
ただ、そう思う心に蓋をしてみないふりをしていたのか…?

光秀はそれ以上何も言わずに横になった。
/ 28ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp