第4章 憧憬
翔くんにとっては若い頃の青春の一欠片で、
記憶にも残らない程かもしれないけど。
俺にとってあの発言は大きな出来事だった。
思わず自分の口から出た「翔くんはあげない」って言葉に自分自身改めて確認させられたんだから。
翔くんのことが、ほんとに好きなんだって。
それに、もうこれから先の人生で、この気持ちを表に出してはならない。と心に決めた瞬間でもあったし…
この時はほんとに心に決めてたんだ。
絶対に告白するつもりなんてなかったのに…
それなのに。
ニノと相葉くんとリーダーに背中押されて。
一世一代の告白をして。
翔くんが受け入れてくれて。
付き合うことになって。
まあ4人同時で、だけれど。
でも、3人のことも大好きだし。
翔くんをシェアするみたいになってるのも、
5人でシェアハウスしてるのも。
これはこれで、いっか。って今は思えてる。