第3章 嫉妬
気がつくと朝だった。
お互いにいろんな体液でベタベタで、
大野さんみたいにスマートに風呂場に運べなかった自分にちょっと罪悪感があった。
「……ごめん。昨日はめちゃくちゃにして…」
「…………気持ちよかったから許す」
…今、気持ちよかったって言った?この人。
聞き間違いじゃないかと思って慌てて聞き返す。
「まって、今気持ちよかったっt」
しょおさんに手で口を塞がれた。
「だぁー!待って!!今のめちゃくちゃ恥ずかったから撤回!!無かったことにして!!」
「いや無理!もう聞いたもんね!!」
塞がれた手の裏からモゴモゴ言い返す。
…薬抜けてるはずなのに、気持ちよかった、なんて言われるの初めてだった。
あー、よかった、なんて呑気に思ってるとしょおさんが少し不安げな顔で聞いてきた。