第3章 嫉妬
「どうやったら、あなたを独り占めできるんだろうって、悩んでるんですよ」
……独り占め…?
急にどういうこと?
「どう考えたって無理だったんです。
あなたを独り占めする方法なんて。
だってあなた、みんなのことが大好きじゃないですか」
…その通りだった。
みんなに対して順位なんて存在しない。
4人とも大事な人で、大切な人で、大好きな人達だ。
その4人の関係性には尊敬と友情と、一種の愛情があるから、僕を会した不思議な関係性も成り立っているんだと勝手に思っていた。
違うんだ。ニノは、嫉妬しているんだ。
あの3人に。
どうしよう。ニノはこの関係性を嫌になっているのかもしれない。
最悪の場合、シェアハウス解消…?
何も言葉を返せない。
どうしようかと思った時、急にニノが座っていたソファに僕を押し倒した。
「だから、今日ぐらいは、俺だけのために乱れて、俺だけのために啼いて?」