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五条悟 愛し愛され

第6章 それから〜


「んっ…はぁぁ」
抵抗を感じながらゆっくり押し引きして進める
悟の、より小さめとは言えなかなかのサイズ
自分でほぐしきれないからなかなか時間がかかる
小さなグイングインと音を立ててほぐし奥へ進む

「はぁぁぁ〜」
奥まで辿り着き下腹部に力が籠る
支えているだけのニセモノは私の感覚を無視して膣壁を刺激し、ほぐし続けている
頭の片隅で妙に冷静な自分が俯瞰して見ていた
与え続けられる刺激に子宮が収縮をはじめ登り詰めた……
余韻に浸りながら、突風が吹き抜けた刹那、なにかに包み込まれたような感覚が背中に甦る


……都合よく考えすぎ







翌朝
窓を開けると冷たい風が無遠慮に入ってくる
ウンベラータの鉢の下にもみじが一枚落ちているのを見つけた
昨夜の突風に運ばれて12階まで飛ばされて来たの?


色が鮮やかで整ったカタチに惹かれリビングテーブルに乗せておく

朝の習慣もそろそろ終わりかなぁ
コーヒーを飲み終える前に耳が冷たくなっちゃった
ベランダから眺める街は緑が少なくなり、赤や黄色、茶色に変わっていた






パソコンに向かい、集中して3件納品を済ませた
体を伸ばして窓の外を眺める
ぽこぽこ浮かぶひつじ雲をぼんやり眺める


もみじが目に入って
そうだ……カタカタ…ポチッ

検索画面の文字に息をのむ……

「大切な思い出」「美しい変化」「遠慮」
もみじの花言葉

ぶわっと涙が溢れてくる
次から次へと溢れて止まらない
すぐに嗚咽に変わる






ぐずぐずになった鼻をかみ
あああああああっと天を仰ぐ
まだ涙が止まらない
大人になってからこんなに泣いたことない
無意識に堰き止めてた感情が一気に溢れちゃったのかな
洗面所の鏡に映った顔が醜い…
あまりの醜さに笑いが込み上げる
笑っちゃうのに涙も出てきてなにがなんだかわからない



この部屋にいたらダメだ
たくさんの大切なモノを壊してしまう……
疲れた……


突然『自分一番、他は二番よ』と言っている大家さんの笑顔が脳裏に浮かぶ
自分一番…他は二番

自分を立て直そう


顔を洗ってすぐに取り掛かる













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