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五条悟 愛し愛され

第6章 それから〜


スーツケースを引いて東京駅から山形新幹線に乗り込んだ
新幹線久しぶりぃ
お水と駅弁は買ったし、おやつもある
温泉、楽しみぃ♪


数時間後山形県に到着
タクシーで旅館へ

山は葉を落とし始め雪を迎える準備に入っている


旅館に着くと
「遠いところようこそお越しくださいました」
笑顔で迎えられ名刺をお渡ししつつ、感謝を伝える

「こちらこそ。ありがとうございます。お話は◆◆さんから伺っております。ほかのお客様に配慮していただけましたら写真も自由に撮影して構いませんので。お部屋にご案内しますね」
どーぞと促され、後に続く
こちらです。と案内された部屋は中央価格帯の部屋
明日、整えられた後の特別室と最安値のお部屋の写真を撮らせてもらうことになった。

荷物だけ置いて早速カメラ片手に旅館の外に出る
大きな提灯に火が灯り木造建築の重厚さと相まって本当に美しい
アングルを変え十分な枚数を保存する
館内各所と自室、夕食の写真の撮影
お客様が食事中に男湯、女湯それぞれの脱衣所、浴室、露天風呂の撮影をさせていただく

女将さんから聞いてますよと快く取材を受けてくださるお客様ばかりでありがたい
方言強めの年配男性客からお話を伺うとすかさず通訳に駆けつけてくださる女将さんの配慮に頭が下がる


取材後、食事をいただきながら気づいたことを書き留めておき、自室に戻り一息してから温泉へ


体を洗って、「おじゃします」と言って入る
いやっっっ気持ちいいいい
この旅館の泉質は《硫酸塩泉》で血行が良くなり『若返りの湯』『傷の湯』として知られている

露天風呂にも入る
外気が火照った頬や肩を冷ましついつい長湯をしてしまいそう…

お仕事ですよ、しっかり取材しろ!と喝を入れる




出版社の打ち合わせの時、しばらく東京を離れるが打ち合わせはオンラインでも良いかと伺うと離れる理由を聞かれ、各地を点々としてみたいと説明した
そうしたらこの企画をやらないかと打診され
企画書を確認すると『ちょっと行きにくいけど魅力的な温泉旅館』と周辺情報を紹介すると言うもの
旅館の選出は済んでいて取材許可もいただいている
交通費、宿泊費、取材費は支給されるが東北6県一気に回るため記者の手配をどうしようかと考えていたと言う
なんいうタイミング‼︎
渡りに船とはこのことか⁈
二つ返事でやります‼︎と引き受けた







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