• テキストサイズ

五条悟 愛し愛され

第2章 出会い〜


しばらくすると白衣姿の男性が現れる
「こんにちは、生理痛で動けなくなっちゃったんだって?」
「は、はい…」
「生理何日目?痛み止めは飲んでる?いつもの痛みと違いはあるかな?出血量はいつも通り?吐き気や頭痛はある?生理周期は?」
矢継ぎ早に質問される
「とりあえず重ーい生理痛だね。
ピル考えてみたら?試したかったら生理後にまた来てね。
今日は強めの痛み止め出したげる。痛いからってたくさん飲んでも意味ないからね。きっちり間隔も開けてね。一緒に胃薬も出すからそれもちゃんと飲んでよ?空腹で飲まないでね。温かくて安静にじゃーお大事ー」
「あっありがとうございました…」
突風のような先生だな

看護師さんの手を借りて受付に戻る
婦人科には不釣り合いなデカい男が壁にもたれかかって立っていた
整ったルックスに患者さんや病院スタッフが色めき立つ
「五条さん」
看護師さんが男性に声をかけた
「ありがとう、急で悪かったね、助かったよ」
「ちょうど午後の診察の前だったのでタイミング良かったです。それとこれお薬2日分出ます。ご本人にはお伝えしてますが温かくして安静に、お薬は正しく服用してください。お大事に」
柔らかく優しい笑顔で伝えてくれる

「歩ける?」
「はい、なんとか」
今度は五条さんの手を借りて車までゆっくり歩く

病院に来る時は後部座席で横になって来たが今は助手席に乗せてもらった
「ありがとうございます」
「家、どこ?」
住所を伝えナビを入れ、発車

「ちょっと寄り道〜」

今度はどこへ行く?
不安はもうない
見ず知らずの女を拾って病院に連れて行き、女性だらけで居心地の悪い受付で診察が終わるまで待っていてくれたのだ
「待ってて」
足早にかけて行く


ピルかぁ
何度か調べたことはある
10代の頃から生理は重かった
年々重さが増し、出血量も増えている気がする
外で動けなくなったのは初めて
人様にご迷惑かけるようになっては本格的に考えなければならない
「お待たせ、じゃー行こっか」
「お願いします」

家までの道中たわいない話をした
時間大丈夫ですか?=うん、平気♪
どこ行くところだったの?=帰る途中でした
お仕事何してるの?=フリーのライターです
何歳?=28歳
出身どこ?=東京です
休日は何してるの?=お家に居ます
彼氏いるの?=いません

ん?結構探られないか?
/ 84ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp