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五条悟 愛し愛され

第5章 別れ〜


「ピーンポーン」
呼び出しモニターには今しがた帰って行った弁護士さんが見える
「お忘れ物ですか?」
「いえ……先方と連絡がつきまして……」
「わかりました、どうぞ……」
タイミング良かったんだ、すごーい‼︎


再度テーブルを挟んで向き合う
「たびたび申し訳ありません。動くのは早い方がいいと思い車中で連絡しました。五条さんの返答は『了承する』とのことです。提案書を再作成しお届けにあがります。期限までに締結できそうで良かった。」
悟宛に手紙を書きたい、いらっしゃる時までに書き上げておくので渡して欲しいとお願いしたら快く承諾してくれた



終わっちゃった……
あんなにズッシリ重たかったのに…
はぁぁ、終わってしまえばあっという間



猶予は作れた
ゆっくり考えよう
私はどうしたいのか




翌日、新しい提案書が届き、書名、捺印して
悟宛の手紙をお預けした
後日、割り印が押されたものを送るとのこと





数日後、書留で届き、悟が使っていたクローゼットの棚に置いておくことにした



《五条悟様
ご提示いただいた新しい提案書、書名捺印しました。
私の希望を了承してくださってありがとうございます。
希望を叶える日が来るのか、そのまま死んでしまうのか今の私にはわかりません。
いつか来るその日まで大切にお預かりしておきます。


助けられ、縁を結んでもらって、私の世界にはなかった新しい体験や体感、出会わなければ気づけなかった感情、内面の変化、私にとっても掛け替えのない出会いだった
『これから先も支えに』って私も同じ気持ち
出会う前とは全く違う世界が展開しているように感じる
知ってしまったのに知らないフリをして生きるなんてできない

悟も幸せに
ご機嫌で笑ってて
悟の多幸を祈る
会えなくて寂しい》



これで完全終了……





………私もなかなかズルいね……

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