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五条悟 愛し愛され

第5章 別れ〜


この2日間、朝の習慣が助けになってくれている

2日前に届けられた書類と手紙はそのまま、使っていない部屋に置いた
普段は扉を開けたままにしてあるけれど閉め切っている

これは向き合いたくないってことかな?
向き合う準備が出来てないってことかな?
あと5日で返答しなければならない…
それまでに向き合う準備はできるかな?

浅い眠りで何度も目が覚める

婦人科の検診まで少し早いけど先生に相談してみようかな…
悟との関係を知っていて、人柄も心得ている唯一の人だから…


連絡したら午前診療後に時間を作ってくれた
ありがたいし、心強い…
これは悟が繋げてくれたご縁だもの、悟にも感謝しないとね…


「こんにちは、先生、お時間作っていただいてありがとうございます…」
「…だいぶくらってますね」
ははっと笑う
はい〜と苦笑いで返す
先に定期検診を済ませて話を聞いてもらった

2日前に契約満了の知らせが来たこと
手紙をもらったのに封すら開けられていないこと
特別な申し出があったこと
眠りが浅くて困っていること
事に向き合う準備が出来てないのに5日後には返答しなければならない事
じっくりと話を聞いてくれた
「〇〇さん契約開始時のあなたはどんな心境だったか覚えてる?」

探究心
悟が去ったあと、自分がどうなるのか楽しみだと思った


「先生、糸口が掴めました。ありがとうございます。」
「それはよかった、睡眠導入剤処方してあげられるけど使ってみたい?ぐっすり眠れないと考えらるものも考えられなくなっちゃうから。ピルとの併用も可能だよ。」

「問題がなければまた1年後受診してください」
「ありがとうございます」
「〇〇さん私からもお礼を言いたい。私を信用して相談に来てくれてありがとう。自分で言うのもなんだけど、結構相談乗るの上手いと思うだけどねあんまり相談されないの、はははっ」

気をつけて帰ってね、お大事に〜ひらひらと手を振って送り出してくれた

帰りにデパ地下でお高い牛肉と美味しいポン酢を買った
今日はしゃぶしゃぶ


「いただきます」
ん〜〜〜美味しい‼︎柔らか〜い‼︎キリッとしたポン酢もいい




「ふぅぅ」
お風呂気持ちよかったぁ、さっぱりしたぁ
コクコクっ冷たい水が胃に落ちるのも気持ちいい

自分で満たせる欲は満たした
あとは睡眠欲、お薬の力を借りてみよう


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