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五条悟 愛し愛され

第4章 生活〜


腰を固めたい腕をほどき立ち上がる気配がする

ロックから解放され床にしゃがみ込む
呼吸を整えたい

ペチペチとお尻を叩かれ立ってと促される
ベッドを支えに力なく立ち上がると後ろから腰を掴んで上半身をくの字に曲げられる
さっきと同じ体勢だが、違うのは悟が立ち上がっていること
自身の先端にぬめりをまとわせる
静かに亀頭を差し入れた
ふんんんんっと息を吐き、一気に最奥まで押し進める
「いっっやぁぁぁ」もう本当に浅い呼吸しかできない、苦しい
無遠慮に根本まで押し込んでくる
内側にもう受け入れる余裕なんてないのにそれでも押し込む
「いやいや、もう…いやぁぁぁ」
その声を聞いてさらに密度が増す


今、私を抱いているのは、だれ?
冷たく激しい怒り?
失う恐れ?
誰にも渡さない執着?


「……さ………」
あぁぁ苦しい、名前を読んであげたいのに…
「……と……」
「……る……」

ずん、ずん、ぐちっ、ぐちゅ、ぐちゃ……
ひと突きごとに聞こえる卑猥な音に私の力なき声はかき消されてしまう

もう感覚を手放してしまおうか……
悟の黒い感情に飲み込まれてしまおうか……
あぁぁぁ苦しい……

ずん、ずん、ぐちっ、ぐちゅ、ぐちゃ……

もう…声を出す気力もない……
ただ人形ようにそこにいることしかできない……
私の大好きな悟はどこ?
澄んだ美しい瞳で見つめてくれるあの人はどこ?

ずん、ずん、ぐちっ、ぐちゅ、ぐちゃっっ
動きが止まる

あぁぁ、終わった?終わったの?
熱は放出できたのかなぁ?
あぁぁ、苦しい……
喉が渇いた……
冷たいみ…ず………
欲しいぃ

ずっずっずるっ

あぁぁ、終わったみたい……
終わったのに体動かせないや……
これで少し呼吸ができそう
肺いっぱいに空気を送ってあげなくちゃ
私の体ごめんね、苦しかったね……
少し落ち着いたらお水飲もうね
もうちょっと待っててね……

「すぅぅぅ…はぁぁぁぁぁ」
あ、体動かせそうだ
横になりたい…

「すぅぅぅ…はぁぁぁ」
脱力……
お腹抱え縮こまってるのに脱力って……なんだそれ
くくくっ、おっかしっ

「すぅぅぅ…はぁぁぁ」
もう、なーんにもしたくない
目も開けたくなーい
指の1本すら動かしたくなーい

ギシッ
水を口に含む音がする

あ…水…いいなぁ…私も飲みたいなぁ…
飲んでるところを想像してニヤける













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