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五条悟 愛し愛され

第4章 生活〜


「いってきます」
「いってらっしゃい」
お互いいちばんいい笑顔でしっかり見つめ合う

「もっかいぎゅうううしていい?」
「はっ!いいよ」
笑い合いながら力強く抱きしめられる
じゃあね、軽く唇を重ねて扉が閉まる

もうこの瞬間、扉を開けても悟の姿はどこにも見つけられないのはわかってるから扉は開けない
寂しくなっちゃうだけだから
「いってらっしゃい、早く戻ってきてね」


昼食の片付けをして仕事に取り掛かる




⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘⌘
あの時のウンベラータはすくすくと育っている
夏になって成長期に入った
お水をたっぷりあげると葉が生き生きとする

なんで、コッチの子だったんだろう?未だに謎だわ…
3年目そろそろ剪定してあげないとね

仕事はもっぱらリビングでするようになっていた
日中、光がたっぷり入って気持ちがいい
気分が上がれば仕事も進む
小休止

湯気の上がったコーヒーが美味しい


昨日任務から帰った悟との行為がよぎる
ずくっ下腹部の圧を思い出し頬が緩む
今日は一日学校で夕方には帰ってくるはず

夕食は何にしょう
あとで買い物行かなくちゃ

集中してたらあっという間に4時過ぎになってしまった
買い物行かなくちゃ
財布を持って商店街へ向かう

あれ?雲行き怪しい
夕立来そうだな……
ゆっくりしてられない、急いで帰らなきゃ

スーパーを出る頃にはすっかり曇天
ポツポツ降り始めた
もう降ってきちゃったのぉ
近いし走れば間に合うかも……


1〜2分もすると土砂降りの雨になった
雨宿りできそうなひさしは見当たらない
諦めて帰ろう
髪から雫が垂れるほどずぶ濡れになった
こんなのは子どもの頃以来だ
なんだか楽しくなってきちゃった
足を止めて全身で雨を感じる
熱くなったアスファルトの熱も冷ますほどの雨
気持ちいい
土砂降りの中出歩く人なんて誰もいない

いないよね?ん?遠くに人影が見える……消えた?

スッ
背後に鋭い冷たさ感じる……なに?


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