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五条悟 愛し愛され

第4章 生活〜


ギシッ
ベッドが軋む音で目が覚めた
悟…帰ってきたんだぁ

早く触れて…ほしい……

大きなベッドの空きスペースに手を伸ばしみた
温かい手に触れ頬が緩む
それだけでホッとする
ぎゅうううと握ってくれる
眠りの淵からなかなか戻ってこられない
悟にもっと触れたいのに、触れられたいのにままならない…
知らぬ間にまた眠りの淵に落ちていった

朝、いつもの時間に目が覚めた
ん?悟?昨日帰って来たよねぇ?
気配がしない

リビングに行くと
『ただいま、夜中に帰って来たんだけど緊急の呼び出しでまた行かなくちゃ、ごめんね。寝顔を見れて安心した。アイスありがとう、ひとつもらっていくね ちゅっ』

やっぱり帰って来てたんだね
悟、お帰り…もう10日以上顔見れてない

身支度を整え、今日は打ち合わせ
悟と出会ったあの道を通って出版社へ向かう
従来の依頼と新しい企画の依頼もいただけた

帰りにあそこのパン屋さんでパンを買って帰ろう
惣菜系のデザート系の1つづつ購入……
デザート系をもう一つ買っておこうかな
あっ、悟好きそう

「ただいま」
美味しいコーヒーを淹れてパンをお皿に並べる
んっっ‼︎美味しい〜
悟にも食べてもらいたいなぁ

「ガチャ」
はっと玄関を見る
扉が開いて大きな人影が目に入る
ただいまを言うより早く駆け寄って飛びつく
「おかえり……」
「熱烈なお出迎えありがと」
ちゅっと首元に触れた
抱きついたままリビングへ行く
「ん〜いい匂い、俺も飲みたい」
「うん」
顔を首元に埋めたまま返事をする

「〇〇〇どうした?」
「どうもしない……」
ちょっと戸惑ってる…
「教えて?」
「…夜中に帰って来た時、気がついてたのに手に触れてたのに眠りの淵から上がってこられなかった…悟の顔見たかった…のに」
笑って
「顔埋めてたらご尊顔見られないでしょ?」
「うん……」
「泣いてるのぉ?」
茶化してくる
ずずっと鼻をする
「ねぇ顔見せて?おかえりちゅぅしてよ」

悟の声と体温ですぅと落ち着いていく
久しぶりに見るその顔はやっぱり美しく、向けられた瞳にドキッとする
おかえり 笑顔でちゅっとした


「明日のお昼まで一緒に居られるよ?」
「ほんと⁈ほぼ1日だね」
「なにしたい?」
「ん〜観葉植物買いたい、気に入るのが見つからなくて」
「いい店知ってるよ?」
「じゃーそこ行く」
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