第1章 余韻〜
「……」
「なんで?」
「…と………」
「と?」
消えありそうな声で
「取れちゃいそうだから……」
「‼︎とっ取れちゃうぅぅぅ????」
バカな考えだと自分でも思う
思うけれどそう感じてしまうのだから仕方がない
恥ずかしくて顔が赤くなっているのがわかる
「くくくっ、とっ取れちゃうって くくくっ」
爆笑しながら横抱きに体勢を変えて
「そう感じてたんだね、わかった、くくっ、これからは取れちゃわないように気をつけて触るね(ニヤリ)」
真っ赤な顔で口を尖らせているわたしを見ながら涙を流して笑い転げる
こういう時の悟は意地悪だ
「ごめん、ごめん、はぁぁぁ……
笑った、笑いすぎた、腹筋痛い、くくっ」
「意地悪……」
何度も触られてその度に好きじゃないって言ってきたけど理由を話したのは初めてだった
これほど笑われるとは……
「ごめん、あんまりにも意外な返答だったから」
拗ねないでって顔のそこら中に唇が触れる
同時に全身をなだめるようにさする
それが気持ちよくてすぐに力が抜けていく
ふたたび悟の熱も帯びるはじめ内腿に手をそわせ秘部へと指を進める
指先が蕾をかすめると
「ふっうん」
声が漏れる
脚を充分に押し開き、柔らかく先端を引っ掻くように、押しつぶすように、転がすように触れる
悟の首に緩くしがみつきながら気持ち良さに身を委ねる
「ぬるぬるしてきたね」
「うん……気持ちいい」
「そのままリラックスしてて」
「うん……」
ゆっくりと深く全身の感覚を呼び覚ますように丁寧な愛撫が続く
「はっぁぁぁぁぁ」
性急な動きではないのに
丁寧に積み重ねられた快感に満たされていく
「悟……」
「なぁに?」
「…お願い、一番奥に……」
「奥に?」
「一番奥にキスして欲しい…」
「僕の、でね」
「うん……悟るので…」
浴槽の淵に腰掛けた悟
「おいで」
全身トロトロに溶かされてしまってままならない体を
力強く引き上げられる
「はぁぁぁぁ ふぅん…」
触れられるところすべてに気持ちいいが積み重なる
悟の上にまたがるようにして熱の上にゆっくりと降ろされた
充分にとろけた秘部は太い悟の熱をゴクリと飲み込んでいく
「ひゃっ…」
「くっ…」
『はぁぁぁぁ』
同時に吐息が漏れる
「まだ一番奥まで届いてないでしょ?」
「もう少し……」