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五条悟 愛し愛され

第2章 出会い〜


「もうだいぶ暗くなってきましたけど、あとどれくらい滞在予定ですか?」
「〇〇さんの予定が大丈夫なら宿泊する予定だよ」
「へ?」
「どうする?」
「あーーえーーとー…」
ここは特別室
ベッドルームは2つ
内鍵は付いてないけど無理やりってことは無いよね……
「宿泊します」
「うん、よかった」
すっごい嬉しそう
なんだかほっこりしちゃう

しばらくすると夕食時間の案内がされた
夕食も部屋食でお昼がしっかり目の品数と量だったので品数はそのままに量を少なめにされては?とご提案いただいてそのようにお願いした。五条さんのはそのままで。
夕食も素晴らしく美味しいかった。
昼食時同様、料理と向き合いしっかり味わう。
五条さんがニヤニヤしながらその様子を眺めていることには気づいてないフリをする。

『ごちそうさまでした』

「夕食も美味しかったですね〜」
「うん、また来ようね」
「是非!」
?気安く返事しちゃったけどいいんだっけ?


「五条さん、今度は大浴場行ってきます」
「また入るの?」
うんうんと縦に首を振ると
いってらっしゃい、入り過ぎちゃダメだよと送り出される

大浴場へ向かいながら館内の雰囲気を改めて感じてみる
どこも掃除がいき届き、凛とした佇まい
厳しさや鋭さではなく律する強さのような気がする
静かで落ち着いていてどこにいても心地いい

うわー大浴場も素敵
客数に全然見合わない正に大浴場
外には露天風呂もある
早速体を流して露天風呂へ
完全に陽が落ちて真っ暗
夜空に星が点々と広がっている
高台にあって街の灯りも届かないからよりよく見える
「キレーだなぁ」

ひんやりとした風が顔に肩にあたって気持ちいい
豊富に流れ出す湯音を聞きながら五条さんのことを考える
『純粋なエネルギー』ってなんだろう?
『エネルギー』『気』ってことかな?
『気がする』の『気』も広い意味で『エネルギー』かなぁ?

そうすると『純粋』とは?
まじりけがないとか
邪心が私欲がないとか
打算かけ引きがないとか…

まじりけ?わからん
私欲ある
邪心はない
打算はある
かけ引きはない
純粋とは遠いと思うけど?

やっぱり頭で考えてもわからないや

はぁぁ、気持ちいいなぁ
体と髪を丁寧に洗ってもう一度お湯に浸かり上がる
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