【H×H 短編集 ✴︎ R18】狂気の先にある日常
第2章 被験体 ※裏 シルバ×イルミ×教育係
イルミはそのままあたしの割れ目に手を伸ばす。
「あれ? いつもと違うね」
「……ん。そ、そう?」
「いつもぐっしょりなのに、今日は濡れてない」
「……」
あたしとしたことが、どうやら怖気づいているらしい。
イルミはそんなあたしをじっと見て、それから何でもないことのように言った。
「大丈夫。俺に任せて」
その言葉が終わるより早く、足元の空気が動いた。
「わっ……!」
視界が反転する。
倒れる――。
そう思った瞬間、襟元を掴まれる。
後頭部が床へ落ちる寸前で ぴたり、と身体が止まった。
「……っ」
何が起きたのか理解するより先に、イルミの声が上から落ちてくる。
「あ、ごめん。つい暗殺モードでやっちゃった」
「つい…、でやることじゃないでしょ……!!」
イルミは「ああ、そっか」とでも言いたげに瞬きをする。
足を払われたと思ったときには支えられ、支えられたと気づいたときには、もう逃げ場がない。
完全にイルミの間合いの中だ。
次の瞬間にはまたイルミの手が動いて、あたしは反射的に身体を強張らせた。
「ちょ、ちょっと待っ――」
「大丈夫」
さっきと同じその言葉だけが妙に落ち着いて聞こえる中、イルミはあたしの背中にそっと手を回し床に下ろした。
覆い被さるイルミの黒い瞳に、真上から捉えられる。
「ちゃんと俺がやるから」
――いや。
だから怖いんだってば。
ドッドっと、心臓が鳴る。
息を整える暇すら与えられず、あたしの下着の細い紐にイルミの指がかかる。
そのまま、紐をくいっと持ち上げられあたしのアソコがキュッと閉まった。