【H×H 短編集 ✴︎ R18】狂気の先にある日常
第2章 被験体 ※裏 シルバ×イルミ×教育係
腰の動きが速くなる。あたしも夢中で腰を動した。
打ち付ける音が一定のリズムで響く中、熱が急速に高まっていく。
「いっ……く、またっ…ああっ………!!!」
絶頂が、波のように押し寄せた。
内部がきつく絡みつき、イルミを逃がさないように収縮する。
「、…っ」
イルミのモノを締め付けながら、あたしは身体中を震わせてイキ果てた。
余韻が残る中、もう少しだけ――。
どうか、もう少し繋がっていたい。
そう願った矢先、呆気なく腰が引かれる。
(あ…)
熱いものが、ぬるりと内部から抜けていく。
「バイバイ」
急に空虚になった感覚が下腹部に広がっていく中で、その声を聞いた。
最期に見たのは、熱を持たない真剣な眼差しだった。
あたしの小さな心臓は、今、イルミの掌にある。
トクン、トクン。
まるで初恋みたいに高鳴るそれを、イルミの手がそっと包み込む。
もう何も見えなかったけど、きっとそんな気がした。
Fin.