【H×H 短編集 ✴︎ R18】狂気の先にある日常
第2章 被験体 ※裏 シルバ×イルミ×教育係
あたしは、いつしかこんな生き方しかできなくなってたけど、それでも心のどこかで自分は"純粋な乙女"だなんて思いながら生きてきた。
自堕落な生活を棚に上げて、女を見下してくる下衆な男たちを、被害者ポジから毒づきながら生きてきた。
それなのに――、嫌がるイルミが可愛すぎて、もっともっと嫌がらせをしたくなってしまう。
うん。完全にあたしもシルバ側の人間。
ゲスな大人だわ。
もっともっと、イルミを虐めたい。
暴走した加虐性が、指の動きを加速させる。
ストリップで培ったプロ意識が、いやらしく、美しく、露わになった蜜壺を掻き乱す。
目の前には、麗しい美少年の黒い眼差し。
見つめられれば見つめられるほど、気合いが入る。
欲に塗れたその姿は、さぞかし悍ましかったのだろう。
「おえっ……」
イルミが、小さく吐いた。
あれ?
あのイルミが吐くなんて。
毒を飲んでも顔色一つ変えないって、聞いた気がする。なのに今、目の前で肩を震わせて小さくえずいている。
流石に吐かれると、ちょっと傷ついたかも。
やっぱりあたしって、真の姿は乙女……?
ま、今更遅いか。
ていうか、イルミ、ごめん。
そして、吐いてる姿も、可愛い。
……完全にシルバに毒されたな、あたし。