【H×H 短編集 ✴︎ R18】狂気の先にある日常
第2章 被験体 ※裏 シルバ×イルミ×教育係
その表情を見た瞬間、あたしはぞくりとした。
(何この子、可愛い……)
シルバの声が落ちる。
「イルミ、女の手枷を外せ。女、やりたきゃ自分でやれ」
シルバのやつ。イルミだけじゃ飽き足らず、こっちにまでドSを向けてきやがったな……。
残念でした。
あたしはこんなことでは喰らわないよ。ストリップでは人気No.1の踊り子だったんだもん。
見せつけてやるよ。
美しいプロの自慰ってやつを。
イルミが諦めたように渋々手枷を外す。カチリと、金属の音が鳴り、久しぶりに解放された腕が、ズキリと痛みながらも自由を得て軽くなる。
あたしはゆっくりと脚を開き、割れ目に指を這わせた。
「っ……んっ」
イルミはすぐに目を逸らした。
「イルミ、見ておけ」
「、……」
シルバの声が落ちると、逸らしていた視線が強制的に戻される。けれど、その顔は明らかに引き攣っていた。
つーか、なんでシルバはイルミにこんなことを教えてるんだ。
何でもかんでも暗殺にかこつけて、イルミ虐めてるだけじゃないの、この変態親父が。
一流の暗殺者になるためとかなんとか言っちゃって、実はイルミが嫌がるところを見たいだけなんじゃないの。
どんだけイルミ好きなんだよ。
あんたの愛情は歪んでんだよ!
心の叫びは、口には出せない。
でも、少なくともあたし自身がそうだった。
嫌がるイルミが、可愛すぎるから見ていたい。
そして気づいてしまった。
あたしの中にも、イルミを虐めたい欲求が芽生えていることに。
シルバのせいだ。
この男のせいで、あたしの中のSっ気が目覚めてしまったのだ。