• テキストサイズ

【H×H ミルキ】夏の大作戦 〜軽井沢に行きませんか?〜

第3章 賑わう車中


「でもさぁ……。クロロって、ちょっと呼びにくいなぁ……」

夏希が目尻を抑えながら首を傾げる。

「違和感があるなら、団長って呼んでもいい」

クロロはさらりと言う。

「仲間内では、気づいたらそう呼ばれていた」

「へぇー」

穂乃果が感心したように声を漏らす。

「じゃあ、団長さん!」

「ああ」

その横で莉子だけが固まった。

(いや……)

(自分で呼ばせてるじゃん)


「団長……?!」

夏希が吹き出す。

「死ぬー! やばい、お腹痛い!」

「ボクも団長って呼んでるよ♡」

ヒソカの追い討ちに車内はまた笑いに包まれた。




「ふっ…。まったく」

クロロは呆れたように肩を竦めた。

「箸が転がっても笑い転げていそうだな、お前たちは」 

「箸とは違うって!」

夏希が腹を抱えてのたうち回る。

「団長は箸の破壊力じゃない!」

「ふふっ。私、自分のことを『団長』って言う人初めて見ました」

穂乃果も遅れてきた笑いを堪えきれない。

バックミラー越しにその様子を見ていたヒソカが、口元を緩める。

「ボクもなんだか楽しくなってきちゃった♡」


/ 30ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp