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【呪術廻戦】五条悟の恋愛事情【R指定】

第7章 慕情













「…はぁ……はぁ……はぁ……。」

椿は肩を大きく上下させながら、最後に手に持っていた枕を直線に投げた。




やはり枕は見えない壁にぶつかり、そのまま床に落ちていく。

「……なんなのよ……。」

椿は諦めたようにベッドに体を倒した。





しばらく横になって、息を整えようとするが、あまり効果はなく心臓が大きく脈打っているのが分かった。




(……この部屋、すごく嫌な感じがする。)

帳が張られて薄暗い部屋が、椿の鼓動を早くさせていた。

この感覚に見覚えがあった。




夢で呪霊に襲われた時も、同じように薄暗い空間の中だった。





暴れていた時よりも心臓が早くなり、椿は思わず両手で顔を覆った。




(…だ、大丈夫…、今は寝ていない…。呪霊なんて出てくるはずない。)

いつの間にか体も震え始めて、両手で自分の体を抱き締めた。

現実だと分かっているのに、今にも呪霊が出てきそうな感覚に、椿は冷や汗を流し始める。
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