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【呪術廻戦】五条悟の恋愛事情【R指定】

第7章 慕情


うんざりしたように言った昴を、悟は目を細めて見下ろした。




「…で?発狂した僕の婚約者に薬打ってベッドに入ったと?」




顔を俯かせていた昴の頭上から、ズシリと重たい空気がのしかかった。

昴はハッとして顔を見上げた。

帳の張られた空間に、悟の六眼だけが綺麗に浮かんでいた。





「…本当にそれが理由で半殺しかよ…。」

ジワっと額から汗が滲んで不快な湿気がまとわり付いた。




「気を付けろよ。犬死にしたくなかったら同じことは二度とするなよ。」





一体どうしたと言うのだろうか。




昴は椿と悟と同じ時間だけ、二人と過ごしている。

悟に預けられていた時でも、椿の家に連れて行かれてからでも、悟が椿に関心を見せたことが無かった。




お世辞にも上手くやっていると言えない二人は、いつか婚約破棄をするのだろうと、漠然と思っていたくらいだった。




おかしなものを見るように悟に目をやっていると、悟は隣の部屋からの暴音に顔を顰めた。
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