• テキストサイズ

【呪術廻戦】五条悟の恋愛事情【R指定】

第5章 独裁者


椿は悟の足音が遠くなるのを確認してから、はだけた衣服を整えた。




「………………。」

窓から悟が車に乗り、伊集院家を出るのを確認して部屋を出た。

足早に向かった先は、昴の元だった。





「昴!」

勢いよく部屋を開けると、ちょうど医者に診てもらっている最中だった。

椿は昴が寝ているベッドに近づき、その顔を伺った。




見た瞬間、ゾクッと悪寒が走った。

昴の顔は黒く腫れ上がっていて、元の素顔が分からないほどだった。





今まで訓練として悟が昴を怪我させた事はあるが、こんなに酷い怪我をしたのは初めてだった。




「……しばらく入院が必要です……。」

何か大事件に巻き込まれた様な昴の様子に、医者は戸惑いながら言った。

「…………ダメよ………。」




安静が必要な昴の処遇に、椿はハッキリと拒否をする。

椿の声に、昴はゆっくりと目を開けた。

そして自分を見下ろしている椿を目にする。





昴を心配そうに見ている表情の中には。

椿自身を心配して、不安になっている感情の方が強く受け取れた。
/ 216ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp