第2章 →ほーじ茶。5月
なぁ、これチャンスちゃうか???
攻めていく?攻めていく??
『じっ、実はね、お笑い好きになったん一氏くんのおかげやねん。』
「は?」
『入学して少しした時にな、あたしの犬が死んでん。それで何もする気もおこらんくて毎日ボーッとしとってな、その頃にフラっと立ち寄った所が一氏くんの物真似ライブやねん。すんごい面白くて久しぶりに笑ったなーって。それからお笑いが好きになって。』
一氏くんの事も好きになったけどな。それは言えん
「ほーか。。」
『せやから今の自分があるのも一氏くんのおかげやねん』
「....大袈裟や。」
そう言う一氏くんは顔が赤くなっていた気がした。
自惚れかもしれへんけど。
でも思い伝えれてよかった。
『あっ、始まるな』
「おう」