第7章 7
10日ぶりくらいにポアロにこれた。
安室さんとも会えるのは1週間ぶりだ。
ポアロのドアを開けると数組お客さんがいた。
私の好きな席が空いているだろうかと少し心配になる。
………空いててよかった。
椅子を引いて座る。
その時バックヤードから出てきた梓さんが私の顔をみた瞬間ぱっと笑顔になってくれたのがわかった。
「柚希ちゃん!!いらっしゃい、待ってたのよー!」
梓さんは私の側まで来て、手を握った。
「あっ、梓ちゃん!こんにちは!」
私も手を握り返した。
「安室さん!柚希ちゃん来てくれましたね!」
「ええ、そうですね。」
カウンターに戻ってきた安室さんは優しい笑顔を向けてくれた。
………1週間ぶりの安室さんだ…。
向けられた笑顔に見惚れてしまった。なぜか少し緊張してしまう。
「…柚希さん?」
「はっ、はい?!」
びっくりして声が大きくなった。
………またやってしまった…。
前を向くと安室さんも梓ちゃんもクスクス笑っていた。
「ほんとこれが恋しかったんです。柚希ちゃん不足が少しずつ解消されていく…。」
「梓さんずっと言ってましたもんね。…柚希さんお元気でしたか?」
「はいっ!元気にしてました!今日はそのミルクティーを飲みにきました!」
「ふふっ…、約束通り奢りますね。待っていてくださいね。」
そう言って安室さんはミルクティーを作り始めた。