第4章 4
思いの外安室さん力が強くてびっくりした。
それと同時にほっぺたにむにっとした感触を感じ、その後サラッとした金髪の髪の毛も触れた。
「…へ?………はっ、ええええ!?」
「あっ、すいません。なんかすごく可愛くて、つい…。」
自分の行動にすこし困惑していそうな安室さん。状況を理解した私は目を見開いて固まってしまったが私の心臓は痛いほど鳴っていた。
………あっ、あむっ安室さん?!ほっぺたにキスした!?なっ、なんでー!??
可愛いって、そんな要素なかったのでは…?!
「その、ターゲットたちが近づいてきていて、まだ完全に警戒が溶けたわけではなかったので。ただ本当にキスしてしまったのは無意識でした、すいません…。」
安室さんはすごく申し訳なさそうな顔をしながら謝ってきた。
「…あっ、なるほど…。ターゲットたちに気づかれたら台無しですもんね。てか私も頬っぺたのキス1つで慌てすぎですよね!ごめんなさい!」
………安室さんに深い意味はないのか…。
その後も安室さんは何度か謝ってくるので私は無理矢理笑顔を作って言った。
「安室さん気にしなくて大丈夫です!私にできることならなんでもするって言ってましたし!それにそんなに謝られたら悪いことしたみたいじゃないですか!むしろイケメンさんにキスしてもらえてラッキーですよ!」
そういうと安室さんはきょとんとした後眉尻を下げたように笑い「ありがとうございます。」と言った。