• テキストサイズ

壊れた心を、もう一度。【名探偵コナン】

第10章 10



「えっ!いいんですか?」

「ええ、いいわよ。」

「ありがとうございます!じゃあ柚希ちゃんはこっち!」

お客さんにスマホを預けると梓ちゃんは私の隣にきた。

「安室さんも!もう少し柚希ちゃんの方に寄ってください!」

「…!!」

「失礼しますね。」

そういうと私の方に一歩近づいた。

………あの時の…、尾行の時と同じ距離…。

肩がぶつかりそうだ。

私の心臓がうるさくなる。

この音が2人に聞こえないだろうか…。

「ふふ、柚希さん、リラックスですよ。」

「はっ!」

「そうそう、柚希ちゃん笑って!掛け声はクリスマスだから、メリークリスマス!とかにしましょう!」

「はっ、はい!」

「じゃあ写真撮りますね。」

「はい!じゃあ、みんなせーので〈メリークリスマス!〉で!」

「せーの!」

「「「メリークリスマス!」」」

ーーーカシャ

「はい、こんな感じに撮れたけど大丈夫?」

「わぁー!ありがとうございます!」

「たいしたことじゃないわ。ふふ、メリークリスマス。」

安室さんは女性に「ありがとうございます。」と軽く頭を下げていた。

「いえいえ、素敵なクリスマスを。」

そう言って女性は微笑んで席に着いた。

………素敵な大人の女性だ…。ああいうさりげない気遣いができる人素敵だな。

/ 111ページ  
エモアイコン:泣けたエモアイコン:キュンとしたエモアイコン:エロかったエモアイコン:驚いたエモアイコン:なごんだエモアイコン:素敵!エモアイコン:面白い
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp