第9章 本心はどこにある?
楽屋に戻って来た
ガチャ
ドアを開けて太智君を先に中に入れる
「太智君?とりあえずソファに座って?」
ドサッとソファに力が抜けたみたいに座る太智君。
冷たいお水をコップに入れて太智君に渡す。
「はい、お水飲んで?落ち着くよ?」
太智君「・・・ありがとう」
とりあえずコップを受け取ってくれてホッとした。
一口、お水を飲んで「ふ〜」と漏らした。
「大丈夫?」
心配そうに聞いたら太智君は、
太智君「大げさ」
とふっと笑った。
「全然大げさじゃないよ(怒)顔色も悪かったし泣いてたよ?」
太智「・・・」
「ちゃんとお水飲んでね。熱中症だったのかな?本当に大丈夫なの?」
熱がないか太智君の額に手を当てて熱を確認する。
「うん、大丈夫。熱はないみたい。良かったぁ(ニコッ)」
太智君「久しぶりにちゃんが俺に向けた笑顔見た気がする」
「えっ?」
そんなつもりは全然なかったから、そんな風に言われて正直、ビックリした。
太智君は、ソファに横になった。
「クーラー寒くない?」
私が持ってたタオルケットをバッグから出し太智君にかける。
太智君「・・・ありがとう」
「うん(ニコッ)」
太智君は、ソファに横になってるからホッとして、テーブルの上を片付けながら太智君の様子を見る。
太智君「(横になりながら楽屋を片付けてる ちゃんを見つめる。)なんで、俺の事、そんなに心配すんの?勇ちゃんの事ガ好きじゃないん?・・勘違いしそうになるやん?(小声では呟いたが心の声ガ出てしまい慌てて口を塞ぐ)」
「えっ?何か言った?」
片付けしてたけど太智君ガ何か言ったのが聞こえたから振り返って聞き返す。
太智君「あ、いや、何でも・・・ない/////」
太智君を横目でチラッと見たら、顔にいつもの元気がない。
やっぱり心配。
もしかして無理してるのかな?
ちゃんと寝てるのかな。
「太智君?もし、スケジュールがキツかったら、ちゃんと言ってね?調整するから絶対に無理はしないでね(心配してる顔)」
太智君が横になってるソファの横に座った。
太智君「・・・ありがとう。(手を伸ばしてちゃんの頭を撫でる)」
「太智君////」